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【わけあり不動産】特殊清掃業者選びは?事故物件・ゴミ屋敷の清掃や整理

事故物件やゴミ屋敷など、わけあり不動産の清掃には特殊清掃業が必要です。多くの特殊清掃業者

の中から信頼できる業者を選ぶには、完全な脱臭のためには解体作業が必要なので、解体業社とし

て国から指定を受けていること、一般廃棄物処理の許可を自治体から受けている業者であるかがポ

イントです。わけあり不動産の中にはゴミ屋敷もあります。ゴミ屋敷の整理にも一般廃棄物処理の

許可は必須です。また、遺品整理士の資格があるスタッフがいれば、ゴミの中から貴重品や思い出

の品を整理してくれるでしょう。

「わけあり不動産」といわれる事故物件の多くは、居住者が「孤立死」または「孤独死」した物件で

す。その多くは高齢者の独り暮らしです。国立社会保障・人口問題研究所が2015年の国勢調査のデー

タを基に公開した、201540年の25年間の「日本の世帯数の将来推計(全国推計)」によれば、高齢者

の一人暮らしに関わる「未婚率」と「独居率」のいずれも、大幅な上昇が見込まれています。

統計を分析すると、2040年には65歳以上の男性の「5人に1人は独り暮らし」「75歳以上の女性の、4

人に1人は独り暮らし」と予想されていますので、今後「孤立死」または「孤独死」による事故物件や

ゴミ屋敷のわけあり不動産はますます増えるでしょう。

 

実際、事故物件やゴミ屋敷というわけあり物件を扱う特殊清掃業者を名乗る清掃業者が増加しているそ

うです。数ある「特殊清掃業者」の中から、どの業者を選ぶべきか、そのポイントについてお話ししま

しょう。

【わけあり不動産】事故物件の完全な清掃には特殊清掃業者を

【わけあり不動産】事故物件の清掃は「特殊清掃」と言われます。通常のハウスクリーニングが、キッ

チンの換気扇や浴室などの水回りの頑固な油汚れやカビ落としであるのに対して、事故物件の特殊清掃

で必須なのは除菌や殺菌などの衛生対策と、部屋に染みついた腐敗臭(死臭)の脱臭です。

特殊清掃業者なら強力な脱臭機や薬剤溶液、脱臭技術を持っている

事故物件のわけあり不動産を売却する際に、一見通常のハウスクリーニングできれいになったように見

える場合もあるでしょう。ですが、事故物件では、壁などに飛んだ体液や血液は、通常のハウスクリー

ニングで完全に取れていない場合もあります。その点、特殊清掃業者なら、専用のライトを当てて、目

に見えない汚染部分をチェックできます。その他にも特別な溶液や脱臭機など、特殊清掃業界内で工夫

された技術を持ち合わせています。

事故物件を扱う特殊清掃業者なら「解体業」の資格がある

わけあり不動産の中でも、発見が遅れた事故物件では臭気の原因となる体液や血液などが床板やコンク

リートの基礎部分にまで浸みついている場合もあります。そのようなケースでは、床板を剥がし、コン

クリート部分を壊して除去しなければ、事故物件の完全な脱臭は望めないでしょう。

 

通常のハウスクリーニング業者は「解体業」の資格がありません。そのため、事故物件の完全脱臭を望

むなら、わけあり不動産の建物自体の解体を行える特殊清掃業者に依頼をすべきでしょう。

令和元年6月より特殊清掃業に解体業登録が必須に

特殊清掃業者は清掃業なので、今までは、解体工事業の許可登録がなくても開業できました。ですが

完全脱臭のためにはしばしば解体工事が必要になります。そのため令和元年6月より特殊清掃業に解体

登録業が必須になりました。

つまり、解体業登録をしていない清掃業者は、特殊清掃業者と名乗れなくなったのです。

解体業者として登録するには、国土交通省が課す登録技術試験に合格した、実務経験者が在職している

ことが必要です。HPなどで、「解体工事業」登録をしている業者か否か調べてみるのも特殊清掃業者

選びのポイントと言えます。

【わけあり不動産】ゴミ屋敷の整理や清掃には一般廃棄物処理業者の許可業者か確かめる

孤独死などの事故物件は、ゴミ屋敷状態であることもしばしばですが、事故物件でなくても、居住者が

入院、施設に入居した後に家を訪ねたらゴミ屋敷だったというケースも多く聞かれます。事故物件では

ないゴミ屋敷の清掃業者選びには、「一般廃棄物処理業者」の認可を受けた清掃業者かどうか確認する

とよいでしょう。ゴミ屋敷とはいえ、一般家庭から出るゴミは一般廃棄物です。清掃業者によっては取

り扱えないもの(ペットの死体や汚物)もありますが、あらかじめ自治体のHPで確かめることも可能で

す。

国家資格ではないが「遺品整理士」なら遺品を整理してくれる

わけあり不動産のゴミ屋敷と言っても、すべてがゴミではありません。中には遺族や家族が大切にした

い貴重品や遺品も混ざっています。清掃業者は、特に遺族の注文が無ければ、すべてをゴミとして廃棄

してしまいます。ですが、清掃業者に「遺品整理士」の資格があるスタッフがいれば、ゴミの中から貴

重品や思い出の品などを見つけ出して適切に整理してくれるでしょう。「遺品整理士」は国家資格では

ありませんが、清掃業界認定の資格です。また、もし遺品の中にリサイクルできそうな品や高額で買取

ってもらえそうな骨董品などがありそうなら、古物商の認定資格のある清掃業者であれば買取を依頼す

ることもできるでしょう。

【わけあり不動産】事故物件、ゴミ屋敷の清掃はどこまで、どれだけでできるか見積もりを取る

このように、清掃業者といってもどこまでできるか業者によって千差万別です。中には特殊清掃業者と

言いながら、解体業の登録をしていないために、完全脱臭処理ができない業者もあります。にわか仕立

ての悪質な清掃業者に騙されないためには、あらかじめ特殊清掃業者の特徴を知り、見積もりを必ず取

ることです。その時になって気が動転して判断ミスを犯さないためにも、万が一の可能性への準備とし

て、わけあり不動産の事故物件、ゴミ屋敷の清掃について、特殊清掃業者の情報を収集しておくことを

お勧めします。

 

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