【実録自社取扱いわけあり物件】破産?競売寸前の自宅を任意売却

破産寸前のお客様のご自宅を任意売却で買い取り更地にして売却した自社取扱い物件についてご紹

介します。自宅の住宅ローンをはじめとした借金が返済できなくなると、まず検討するのは自宅の

売却です。自己破産してしまうと、自宅は競売となり、売値が安くその後の生活再建資金に困窮す

る恐れもあります。債務整理の段階で任意売却し、まるごと当社がお引き受けした事例をご紹介し

ます。

抵当権のある土地に立つ破産寸前のお客様のご自宅を任意売却で買い取り、更地にして売却した自社取

扱い物件についてご紹介します。 (実際の名称や地域は変更してします)

 

亡くなった夫の借金の抵当権が付いた自宅!競売寸前で任意売却

千葉県に住むYさんは、数年前に夫を亡くした70代の女性です。子どもはなく、親族との付き合いもあ

りません。亡くなった夫はギャンブルが好きで、カードローンで多額の借金がありました。

借金の返済が滞るときっかけは怪我や病気が多い

Yさんは相続放棄をしたら、家に住めなくなると思い、夫の死後はいくつも仕事を掛け持ちして借金を

返済し続けてきました。しかし、3年前に怪我をしてから仕事も思うようにできなくなり、借金の返済

が滞るようになりました。

(通常、ローンの返済が滞るきっかけは怪我や病気です。万が一、ローンが返済できなくなったら、貸

主に相談してみることです)

最近はカードローンからの督促が激しくなり、「ローンの土地が抵当に入っている」と不安をあおられ

ていました。

精神的にも追いつめられたYさんの窮状を見かねて、民生委員が司法書士に相談しました。

 
 

競売より任意売却で生活再建できる場合も

調べてみると、確かに土地は、カードローン会社からの借金の担保になっていました。

司法書士はYさんに債務整理を勧め、Yさんの借金はずいぶん減らせそうでした。それでも、ご主人は

相当な額をカードローン会社から借りていました。すでに働くこともできないYさんには、残債の返済

は難しく、このままでは自己破産もやむをえませんでした。自己破産をして土地を競売にかけ、その後

Yさんは生活保護を受けるのもひとつの方法でした。

 

ですが司法書士は、その後のYさんの生活再建も考慮して、なるべくなら自己破産を避けたいと思いま

した。そして、最寄駅から徒歩圏で、競売価格よりも任意売却で売値が伸びそうなYさん宅の立地に目

を付け、当社に任意売却の相談を持ち込まれました。

 

Yさは「任意売却も競売もよくわからない」と不安そうでした。

当社は、司法書士とも協力して、このまま競売にかけてしまうと、売値が相場よりかなり低いこと、Y

さん宅は立地はいいものの、古家が建っているために通常の業者は値引きを持ち出しかねないことを説

明し、任意売却は実勢価格に近い値段で取引できること、当社なら、任意売却だけでなく、その後の処

理も一手にお引き受けできるメリットを理解していただきました。

 

幸い当社と任意売却の金額の折り合いが付いたので、Yさんの土地は当社に任意売却。そのお金で残債

の返済と、Yさんが軽費老人ホームに入所する資金が調達できました。

 

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